公開日 2022.04.30
最終更新日 2024.12.16
3世代スペック比較
RTX3090、RTX2080Ti、GTX1080Tiの3世代を対象に、タマヤ独自のベンチマークテストをご紹介します。ざっくり解析すると各世代間で約1.5倍性能UP。高度な処理やスピードを求める場合、新しい世代の「RTX3090」が搭載されたゲーミングPCレンタルがおススメです。
■ベンチマークテスト使用アプリ:Geekbench4
※OpenCLスコアの数値が高いほど、グラフィックの処理能力が優れています。
※タマヤのゲーミングPCレンタル機器とスペック一覧はこちらをご覧ください。
デスクトップ・ノート別 3世代スペック比較
デスクトップ、ノート別のベンチマークテスト結果はこちらです。
※タマヤのゲーミングPCレンタル機器とスペック一覧はこちらをご覧ください。
ゲーミングデスクトップPC
ゲーミングノートPC
RTX3090とは?
RTX3090とは、半導体メーカーNVIDIA社のグラフィックボード「GeForce」シリーズの一つです。グラフィックボードはPCのスペックを決める重要なパーツで、GeForceシリーズはゲーミングPCと呼ばれる高処理能力のPCに多く採用されています。
今回比較した3種はいずれもハイクラスやウルトラハイエンドクラスと呼ばれる高機能機ですが、RTX3090の「GeForce RTX 30 Series」、RTX2080Tiの「GeForce RTX 20 Series」、GTX1080Tiの「GeForce 10 Series」は、それぞれアーキテクチャ※1自体が世代交代しており、たったひと世代前であっても性能差は顕著※2です。
製品の名前を視点に解説すると、末尾の「Ti」は通常版より高性能なモデルにつきます。RTX2080とRTX2080Tiの場合は、RTX2080Tiの方が高性能と判断できます。
また「RTX」と「GTX」は製造年の違いとして見られることもありますが、一番の特徴は「RTX」からリアルタイムレイトレーシング(Real time Ray tracing)に対応したことです。水・雪・灰といった自然物含む流体力学や、レーザー光の屈折等、従来品では難しかった高度な演算と処理速度が期待できるため、ダム設計や都市災害・通信網といった高度なシミュレーションや研究への活用も見込まれます。尚、タマちゃん通信としましては必要な期間だけ必要なスペックのゲーミングPCレンタルで低コストで高性能な環境を実現するご利用方法もオススメです。
※1:Ampere(アンペア)、Turing(チューニング)は、NVIDIA独自のアーキテクチャ名称。アーキテクチャは情報的な設計思想、システム構造のこと。
※2:性能参考 NVIDIA公式 「比較GEFORCE RTX グラフィックス カード」
さらにゲーミングPCについて詳しく知りたい場合はこちらをどうぞ
・グラフィックスボードGeForceとQuadroの違い
・クリエイター向けおすすめPC
・ゲーミングPCの特徴 ※タマヤのゲーミングPCレンタル機器とスペックの一覧です