iPhoneと縦向き対応モニターでお手軽スライドショー!

iPhoneと縦向き対応モニターでお手軽スライドショー!

公開日 2023.06.16

最終更新日 2024.11.18

iPhoneと縦向き対応モニターでお手軽スライドショー!
パソコンレンタル タマみちゃん

展示会で液晶モニターを縦向きにしてiPhoneを繋げてスライドショーを流す予定だったんだけど、事前に繋いでみたらうまく映らなくって

対応モニターじゃないと縦向きには映らないよ

パソコンレンタル タマちゃん
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えー!そうなの?

設定も必要だから詳しく説明していくね!

パソコンレンタル タマちゃん

縦向き対応モニターとは?

回転・ピボット機能搭載の液晶モニターは画面を縦向きに設置できますが、iPhoneやiPad を接続した場合、縦向きで映すには対応機種しか出来ません。非対応機種はiPhone やiPad を接続すると下の写真のように映ってしまいます。
対応機種のI-O DATA LCD-GC272HXDB はスマートフォンの縦表示が可能なので、画像をiPhone やiPad に用意しておけば、簡単・お手軽にデジタルサイネージとして使うことができます。

I-O DATA LCD-GC272HXDB の特徴

「LCD-GC272HXDB」は27 型ゲーミングモニターで、最大165Hz の高リフレッシュレートとG-SYNC Compatible 認定を持ち、低遅延モードやNight Clear Vision 機能が搭載されています。広視野角ADS パネルを採用し、1ms の高速応答やHDR10 信号入力にも対応しています。ゲームだけではなく、縦表示でiPhone やiPad の画面を映し出すスマホモードを搭載しており、イベントや展示会にも活躍できる幅広いジャンルに最適な1 台です。但し、表示スピードに特化した分、美麗さが得意なモニタではない為、高解像度の表示には向いていません。

I-O DATA LCD-GC272HXDB でiPhone の映像を映す方法

用意するもの

■ 液晶モニター

I-O DATA LCD-GC272HXDB

■ デバイス

iPhone   又は   iPad
(画面のアスペクト比が16:9 のiPhone)

■ デバイスに対応したアダプタ

iPad HDMI映像出力アダプタ(Lightningコネクタ)

■ スライドショーに使用したい画像

画像は縦長で比率16:9、大きさは1920×1080 ピクセル以上の画像がおすすめです。

パソコンで作った画像をiPhone・iPadに送る方法はこちらを参考にして下さい。

設定の手順

LCD-GC272HXDB を画面が縦になるように設置し、電源ケーブルを差し込みます。

iPhone・iPad に対応した映像出力アダプタを接続し、モニタにはHDMI 端子を差し込みます。

モニタの電源を入れます。

■ 背面ボタンの詳細は以下の通りです。

デバイスを接続し、電源を入れても設定を完了させないと縦表示で映りません。
まずは電源ボタン以外のボタンを押し、(どれでもOK)「メニュー」を選んで下さい。
※画面が映らない時は入力切替でHDMI ポートを適宜選んで下さい。

[メインメニュ]→[表示]→[アスペクト比]→[スマートフォン]の順番に選択して下さい。

縦表示になりました。

スライドショーをする場合はこちらの記事を参考にして下さい。

注意点

初回接続時

iPhone・iPad を接続した際、自動でファームウェアアップデートをインストールする場合がある為、映るまでに少々時間がかかります。
※この様なポップアップウィンドウが表示されましたら[OK] をタップして下さい。

スリープ対策

iPhone・iPad の応答がない場合、しばらく経つと液晶モニターはスリープ状態となります。
iPhone・iPad のスリープ機能の長さを適宜調整して下さい。

スライドショーを流す場合はアスペクト比を合わせる

・使用する画像は縦長でアスペクト比16:9、画像の大きさが1920×1080 ピクセル以上がおすすめ
です。(LCD-GC272HXDB の場合)

・画像が小さい場合、映した際に画面いっぱいに拡大されますので画像の粗さが目立ってしまいます。
特に写真は画質の良いデータをお使い下さい。

・横長の画像は中央を中心にトリミングされます。

アスペクト比とは?

アスペクト比は、画像や映像の幅と高さの比率を表す数値です。幅を1 とした場合の高さの比率を示します。例えば、16:9 はワイドスクリーンのアスペクト比を表し、4:3 は古いテレビの標準的なアスペクト比です。                                                                                                                                     

ホーム画面やアプリの画面を映す場合

アスペクト比が合わない機種は両側に黒い帯が出たり、画面の両端がはみ出して映ってしまいます。
ホームやアプリの画面を違和感なく映すことができる機種はiPhone の場合、画面のアスペクト比が16:9 のiPhone(ホームボタンあるiPhone) となります。 

※接続例
iPhone12 を接続した時の様子。iPhone12 はアスペクト比が 9:19.5 の為、両端に黒い帯が出ます

※接続例

iPad Air( 第 3 世代)を映した時の様子。iPad Air はアスペクト比が 3:4 の為、両端がはみ出してしまいます。

映り方まとめ

機種ごとの映り方をまとめました。
スライドショーを流す場合、画像のアスペクト比が16:9(縦長)であれば表示に問題はありません。
但し、ホーム画面やアプリの画面を映す場合は、映り方に支障が生じる機種もありますので、注意が必要です。機種選びの際の参考にして下さい。

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